呼吸が浅い人ほど痛みが強い理由
2026年04月5日
「痛みがなかなか取れない」
「マッサージを受けてもすぐ戻る」
このような慢性的な痛みで悩んでいる方に共通しているのが、「呼吸の浅さ」です。
一見、呼吸と痛みは関係がないように思えますが、実は非常に深い関係があります。
まず知っておきたいのは、呼吸は単なる酸素の出し入れではないということです。
呼吸は、自律神経・血流・筋肉の状態すべてに影響を与えています。
呼吸が浅くなると、身体はさまざまな悪循環に入ってしまいます。
一つ目は「酸素不足」です。
浅い呼吸では肺にしっかり空気が入らず、身体に十分な酸素が行き渡りません。
すると筋肉の回復が遅れ、疲労物質が溜まりやすくなります。
その結果、筋肉は硬くなり、痛みが出やすくなります。
二つ目は「筋肉の過緊張」です。
呼吸が浅い人は、胸や肩周りの筋肉を使って呼吸する傾向があります。
本来は横隔膜を使った深い呼吸が理想ですが、浅い呼吸では首や肩に余計な負担がかかります。
これが肩こりや首の痛みの原因になります。
さらに、呼吸が浅い状態は身体を常に緊張させます。
これも筋肉を硬くする大きな要因です。
三つ目は「自律神経の乱れ」です。
呼吸は自律神経と密接に関係しています。
浅く速い呼吸は交感神経(緊張)を優位にし、身体を常に戦闘モードにしてしまいます。
この状態では
・血流が悪くなる
・筋肉が緊張する
・回復力が低下する
といったことが起こります。
その結果、痛みが強くなり、改善しにくくなるのです。
四つ目は「痛みの感じ方の変化」です。
自律神経が乱れると、痛みを感じる神経が過敏になります。
本来なら気にならない刺激でも、強い痛みとして感じてしまうことがあります。
これが慢性痛の大きな特徴です。
つまり
呼吸が浅い状態=
「酸素不足+筋緊張+血流低下+神経過敏」
という状態になっているのです。
では、どうすれば改善できるのか。
重要なのは「呼吸を整えること」です。
当院では
・姿勢の調整
・胸郭の可動域改善
・横隔膜の働きを高める施術
・自律神経の調整
を行い、自然と深い呼吸ができる身体へと導きます。
その結果
・痛みの軽減
・疲れにくい身体
・リラックスしやすい状態
へと変わっていきます。
また、日常生活でも意識できるポイントがあります。
・ゆっくり鼻から吸って、ゆっくり吐く
・お腹が膨らむ呼吸を意識する
・肩に力が入っていないか確認する
これだけでも身体の状態は大きく変わります。
大切なのは
「無理に深く呼吸すること」ではなく
「自然と深く呼吸できる状態を作ること」です。
もしあなたが
・慢性的な痛みがある
・肩や首が常に張っている
・呼吸が浅いと感じる
このような状態であれば、呼吸が関係している可能性があります。
その場しのぎではなく、根本から改善したい方へ。
ぜひ一度ご相談ください。




