ぎっくり腰を繰り返す人の身体の特徴

2026年08月1日

「毎年ぎっくり腰になってしまう。」

「一度治っても、数か月後にはまた痛めてしまう。」

「重い物を持った時だけではなく、顔を洗おうとしただけでぎっくり腰になった。」

このように、ぎっくり腰を何度も繰り返している方は少なくありません。

「腰が弱いから仕方ない。」

「年齢のせいだから。」

そう思っている方も多いですが、実はぎっくり腰を繰り返す人には、いくつかの共通した身体の特徴があります。

ぎっくり腰は、重い物を持ち上げた時だけに起こるわけではありません。

くしゃみをした瞬間、靴下を履こうとした時、朝ベッドから起き上がった時など、何気ない動作で起こることも珍しくありません。

しかし、本当の原因はその動作ではありません。

日頃から腰に負担が積み重なり、その最後の一押しとして痛みが出ているのです。

まず多いのが、股関節の硬さです。

本来、身体を前に倒したり、立ち上がったりする時は、股関節と腰が一緒に動きます。

しかし股関節が硬いと、その動きを腰だけで補うことになります。

その状態が続けば、腰には常に大きな負担がかかり、ある日突然ぎっくり腰を起こしてしまうのです。

次に多いのが、お尻の筋肉の硬さです。

お尻の筋肉は骨盤を支え、腰への負担を軽減する重要な役割があります。

長時間のデスクワークや車の運転が続くと、お尻の筋肉は硬くなり、股関節の動きも悪くなります。

その結果、腰だけが無理をする状態になり、ぎっくり腰のリスクが高まります。

さらに、体幹の筋力低下も見逃せません。

体幹の筋肉は「天然のコルセット」とも呼ばれ、背骨や骨盤を安定させています。

この筋力が低下すると、腰の筋肉だけで身体を支えなければならず、疲労が蓄積しやすくなります。

運動不足の方や、長時間座ることが多い方ほど注意が必要です。

また、姿勢の崩れも大きな原因です。

猫背や反り腰、足を組む癖、片足重心などが続くと、骨盤のバランスが崩れます。

すると腰の筋肉は左右どちらかに偏った負担を受け続けるため、筋肉や関節にストレスが蓄積していきます。

そしてある日、ちょっとした動作がきっかけでぎっくり腰を発症してしまうのです。

さらに近年増えているのが、自律神経の乱れによる影響です。

仕事や家庭でのストレス、睡眠不足、疲労の蓄積によって自律神経が乱れると、筋肉は無意識に緊張した状態になります。

血流も悪くなるため、筋肉は柔軟性を失い、回復力も低下します。

「忙しい時ほどぎっくり腰になる。」

「疲れが溜まると腰を痛める。」

という方は、自律神経の影響を受けている可能性があります。

だからこそ、ぎっくり腰は「痛みだけを取れば終わり」ではありません。

痛みが落ち着いたからといって、股関節の硬さや姿勢の崩れ、お尻の筋肉の硬さがそのままであれば、再発する可能性は高くなります。

当院では、ぎっくり腰の施術だけでなく、

・股関節の柔軟性

・お尻の筋肉の状態

・骨盤のバランス

・姿勢

・体幹の安定性

・自律神経の状態

まで確認し、「なぜぎっくり腰を繰り返すのか」という原因を見つけることを大切にしています。

ぎっくり腰は偶然起こるものではありません。

身体が限界を迎えたことを知らせるサインです。

「何度も繰り返しているから仕方ない」と諦める前に、一度ご自身の身体を見直してみませんか。

原因から整えることで、ぎっくり腰を繰り返さない身体を目指すことができます。

慢性的な腰痛やぎっくり腰を繰り返している方は、ぜひ一度、ささがね鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。

関連記事