猫背を治しても肩こりが治らない理由
2026年05月23日
「姿勢を良くしたのに肩こりが変わらない」
「猫背矯正を受けたけど戻ってしまう」
「背筋を伸ばしているのに首や肩がつらい」
このような悩みを抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。
一般的に肩こりの原因は“猫背”と言われることが多いため、
「猫背を治せば肩こりも治る」
と思われがちです。
もちろん猫背は肩こりの原因の一つです。
しかし実際には、“猫背だけ”を改善しても肩こりが治らないケースは少なくありません。
では、なぜなのでしょうか。

■そもそも猫背は“結果”であることが多い
まず知っていただきたいのは、
猫背そのものが原因ではなく、“結果”になっていることが多い
ということです。
例えば、
・股関節の硬さ
・骨盤の傾き
・呼吸の浅さ
・筋力低下
・ストレス
・自律神経の乱れ
こうした問題があると、身体は自然と前かがみ姿勢になります。
つまり、猫背だけ無理に伸ばしても、根本原因が残っていれば元に戻ってしまうのです。
■「良い姿勢」を頑張りすぎている
実は肩こりが強い方ほど、
「姿勢を良くしよう」
と意識しすぎていることがあります。
例えば、
・胸を張りすぎる
・背筋を無理に伸ばす
・肩を後ろへ引きすぎる
こうした姿勢は、一見良さそうに見えます。
しかし実際には、
・首や肩に力が入る
・筋肉が緊張する
・呼吸が浅くなる
結果として、逆に肩こりを悪化させることがあります。
■肩こりは“首だけ”の問題ではない
肩こりの原因は非常に複雑です。
例えば、
・肩甲骨の動き低下
・背骨の硬さ
・血流不足
・眼精疲労
・自律神経の乱れ
などが関係しています。
つまり猫背だけ整えても、
“肩こりを作る他の原因”
が残っていれば改善しにくいのです。
■呼吸の浅さも大きく関係する
猫背の方は呼吸が浅い傾向があります。
しかし実は、
呼吸が浅いから猫背になる
ケースも多くあります。
呼吸が浅いと、
・首や肩の筋肉を使って呼吸する
・筋肉が緊張し続ける
・酸素不足になる
結果として、肩こりが慢性化しやすくなります。
■自律神経の乱れで筋肉は硬くなる
ストレスや疲労が続くと、自律神経が乱れます。
すると身体は常に緊張状態となり、
・首が硬い
・肩に力が入る
・眠りが浅い
・疲れが取れない
といった状態になります。
この場合、姿勢だけ整えても肩こりは改善しにくくなります。
■マッサージや矯正だけで戻る理由
その場では楽になっても、
・身体の使い方
・呼吸
・生活習慣
・自律神経状態
が変わっていなければ、また同じ負担がかかります。
これが、
「猫背を治したのに肩こりが戻る」
理由です。
■どうすれば改善できるのか?
大切なのは、
「猫背だけを見ること」ではなく
「肩こりが起こる身体全体を見ること」
です。
当院では、
・姿勢分析
・骨盤、背骨調整
・肩甲骨可動域改善
・呼吸改善
・血流促進
・自律神経調整
を行い、肩こりが起こりにくい身体づくりを目指します。
■まとめ
猫背を治しても肩こりが治らない理由は、
・猫背が結果になっている
・呼吸や自律神経が関係している
・肩以外に原因がある
ためです。
本当に大切なのは、“無理に良い姿勢を作ること”ではなく、“自然と負担が少ない身体”を作ることです。
その場しのぎではなく、根本から改善したい方へ。
ぜひ一度ご相談ください。




