秋になるとぎっくり腰が増えやすい理由
2026年10月1日

「朝起きた時に腰が固まっている。」
「少しかがんだだけなのに腰に激痛が走った。」
「毎年、寒くなってくると腰の調子が悪くなる。」
このような経験はありませんか?
秋から冬にかけて気温が下がる時期は、腰の違和感や痛みを訴える方が増える傾向があります。
ただし、寒くなったことだけがぎっくり腰の原因というわけではありません。
ぎっくり腰は、重い物を持った瞬間だけに起こるものではなく、それまでに身体へ蓄積していた負担に、何らかの動作が重なって発症することがあります。
秋に注意したい理由の一つが、朝晩の気温低下による身体の緊張です。
寒さを感じると身体は無意識に力が入りやすくなります。背中や腰、お尻などの筋肉も緊張し、身体を動かした時に「硬い」「伸びにくい」と感じることがあります。
その状態で、
「朝起きてすぐ前かがみになる」
「床の物を急に持ち上げる」
「くしゃみをする」
「洗顔で中腰になる」
といった動作が加わると、腰へ急激な負担がかかることがあります。
特に注意したいのが股関節やお尻の硬さです。
身体を前に曲げたり、物を持ち上げたりする時には、腰だけではなく股関節も動く必要があります。
しかし股関節が硬くなっていると、本来股関節で分散するはずの動きを腰が補うことになり、腰への負担が増えてしまいます。
また、長時間のデスクワークや運動不足によってお尻の筋肉がうまく使えていない方も注意が必要です。
ぎっくり腰を予防するためには、腰だけを柔らかくすればよいわけではありません。
股関節、お尻、背中などを含めて身体全体がスムーズに動くことが重要です。
さらに秋は、夏の疲労が残っていたり、寒暖差によって睡眠の質が低下したりすることもあります。
睡眠不足やストレスが続くと身体の緊張が抜けにくくなり、筋肉の疲労から十分に回復できないことがあります。
「最近疲れが取れない」
「朝から身体が重い」
「腰が張っている」
という状態は、身体に負担が蓄積しているサインかもしれません。
予防のためには、朝起きてすぐ激しく動かず、軽く身体を動かしてから活動を始めることも大切です。
入浴で身体を温める、適度に歩く、長時間同じ姿勢を続けないなど、日常生活の工夫も取り入れてみましょう。
当院では、腰だけを見るのではなく、骨盤や股関節、お尻、背中の動き、姿勢や身体の使い方などを確認し、なぜ腰へ負担が集中しているのかを考えながら施術を行っています。
「毎年ぎっくり腰を繰り返している。」
「最近、腰に違和感がある。」
「朝起きた時に腰が固まっている。」
このような方は、強い痛みが出る前に身体の状態を見直すことも大切です。
なお、足の強いしびれや筋力低下、排尿・排便の異常、発熱などを伴う腰痛は、早めに医療機関を受診してください。
秋から冬を快適に過ごすためにも、腰痛やぎっくり腰を繰り返している方は、ぜひ一度、ささがね鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。