病院で異常なしと言われた腰痛の正体

2026年07月4日

「レントゲンでは異常ありません。」

「MRIでも特に問題はありません。」

「年齢相応ですね。」

病院でこのように言われたにもかかわらず、腰痛が続いているという方は少なくありません。

「異常がないなら、この痛みは何なの?」

「気のせいなの?」

そんな不安を抱えながら生活している方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、レントゲンやMRIで異常が見つからない腰痛は決して珍しいことではありません。

実際、腰痛の約85%は画像検査だけでは原因を特定できない「非特異的腰痛」といわれています。

つまり、「異常なし=痛みがない」ということではないのです。

腰痛は骨だけが原因で起こるものではありません。

例えば、

・筋肉の緊張

・関節の動きの悪さ

・股関節の硬さ

・骨盤のバランスの乱れ

・姿勢の崩れ

・血流不足

・自律神経の乱れ

など、さまざまな要素が重なって痛みが起こることがあります。

特に多いのが、お尻や股関節の硬さです。

本来、立つ・歩く・しゃがむといった動作では、股関節がしっかり動くことで腰への負担を減らしています。

しかし股関節が硬くなると、その動きを腰が代わりに行うため、腰へ負担が集中します。

画像では異常がなくても、身体の動きを見ると大きな問題が見つかるケースは少なくありません。

さらに最近では、自律神経の乱れによる腰痛も増えています。

仕事や家庭でのストレス、睡眠不足、疲労の蓄積などが続くと、自律神経のバランスが崩れます。

すると筋肉は常に緊張し、血流が悪くなり、身体が回復しにくい状態になります。

その結果、

「朝から腰が重い」

「夕方になると悪化する」

「疲れると痛みが強くなる」

といった症状が現れます。

また、ストレスが続くと脳は痛みに敏感になります。

通常なら気にならない程度の刺激でも、「痛い」と感じやすくなるため、画像に異常がなくても強い腰痛が続くことがあります。

だからといって、「気の持ちよう」という意味ではありません。

痛みは実際に起こっており、その原因が画像検査では映らない部分にあるということです。

腰痛があると、多くの方は湿布や痛み止め、マッサージで対処します。

もちろん症状が一時的に楽になることはあります。

しかし、腰へ負担をかけている原因がそのままであれば、また同じ痛みを繰り返してしまいます。

これが、「何年も腰痛が治らない」という方が多い理由です。

当院では、腰だけを見ることはありません。

姿勢や骨盤のバランス、股関節や足首の動き、お尻の筋肉、背骨の柔軟性、さらには自律神経の状態まで確認し、「なぜ腰に負担がかかっているのか」を丁寧に評価します。

痛みのある場所だけを施術するのではなく、身体全体を整えることで、腰痛を繰り返しにくい身体づくりを目指しています。

「病院では異常なし」と言われても、痛みがある以上、その身体には何らかの原因があります。

その原因を見つけ、適切に整えることが、根本改善への第一歩です。

もしあなたが、「異常なしと言われたけれど腰痛が治らない」と悩んでいるなら、一人で我慢する必要はありません。

痛みには必ず理由があります。

その理由を一緒に見つけ、痛みに悩まない毎日を目指していきましょう。

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