病院で「異常なし」と言われた不調の正体

2026年09月3日

「身体がつらくて病院へ行ったのに、検査では異常なしと言われた。」

「頭痛やめまいがあるのに原因が分からない。」

「首や肩がつらく、身体もだるい。でも検査では問題がない。」

このような経験はありませんか?

検査で異常がないことは、大きな病気が見つからなかったという意味で非常に大切なことです。しかし、「異常なし=症状が存在しない」ということではありません。

画像検査や血液検査などで明確な異常が確認されなくても、身体の機能や自律神経、睡眠、ストレスなどが複雑に関係して不調が続くことがあります。

特に多いのが、自律神経のバランスが崩れている状態です。

自律神経には、活動時に働く交感神経と、休息や回復に関係する副交感神経があります。

仕事や人間関係のストレス、睡眠不足、不規則な生活、長時間のスマートフォンなどが続くと、身体が緊張状態から抜け出しにくくなります。

すると、

頭痛
めまい
動悸
首こり・肩こり
身体のだるさ
寝ても疲れが取れない
眠りが浅い
胃腸の不調

など、さまざまな症状につながることがあります。

さらに、身体の緊張と呼吸の浅さも関係します。

ストレスが続くと無意識に肩へ力が入り、呼吸も浅くなりやすくなります。

特にデスクワークやスマートフォンを見る時間が長い方は、頭が前へ出て猫背になり、胸周りの動きも小さくなりがちです。

この状態が続くことで首や肩の筋肉が緊張し、頭痛や肩こりなどにつながることがあります。

そして非常に重要なのが睡眠の質です。

身体は睡眠中に疲労から回復します。

しかし、

「寝つきが悪い」

「夜中に何度も目が覚める」

「朝起きても疲れている」

という状態が続けば、身体は十分に回復できません。

疲労が残ることで筋肉の緊張が続き、さらに痛みや不調を感じやすくなるという悪循環に陥ることがあります。

また、痛みが長期間続くと、神経系が刺激に敏感になる場合があります。

そのため、画像検査で大きな問題が確認されなくても、本人は実際に強い痛みや違和感を感じることがあります。

これは決して「気のせい」という意味ではありません。

痛みや身体の不調は、骨や筋肉だけで決まるものではなく、神経、睡眠、ストレス、身体活動など多くの要因から影響を受けるからです。

だからこそ、病院で「異常なし」と言われても、症状が続いているのであれば我慢する必要はありません。

一方で、「検査で異常がなかったから自律神経だ」と自己判断することにも注意が必要です。症状が続く、急に悪化する、手足の麻痺や強い胸痛、激しい頭痛などがある場合には、改めて医療機関へ相談することが重要です。

当院では、病院で大きな異常が見つからなかった慢性的な不調に対して、痛い場所だけを見るのではなく、姿勢や身体の動き、筋肉の緊張、呼吸、睡眠や生活習慣なども確認し、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。

「検査では異常がない。でもつらい。」

「どこへ相談すればいいのか分からない。」

「薬を飲んでも繰り返してしまう。」

そんな方は、身体全体の状態を一度見直してみることも大切です。

原因が一つではなく、複数の問題が重なっている可能性があります。

「異常なし」で終わらせず、なぜ身体が不調を訴えているのかを考えることが改善への第一歩です。

原因のはっきりしない身体の不調や自律神経の乱れでお悩みの方は、ぜひ一度、ささがね鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。

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